いやでも大昆虫博に行きたくなる! 第9回

おひさしぶりです。
相澤です。

「なぜお前なんだ!? みやっちを出せ!!」
なんてミヤザキファンの声が聞こえてきそうですが、
許してください。
僕も大昆虫博、ほんの少しだけ関わっているんです。

じつは僕、公式ガイドブック『すごい虫131』の原稿を
いくつか書かせてもらったんです。

その中のひとつで、
「アスタコイデスクワガタ」という虫について書いた原稿が
以下のとおりです。

「アスタコイデスクワガタ」
甲虫界ナンバー1のイケメンは、やせ型でスタイル抜群!
日本のノコギリクワガタによく似ていますが、
サイズはこちらがはるかに大きくて、100mm近いものもいるほど。
個体によって色の濃さが違い、
赤茶色から鮮やかな朱色までさまざまいますが、
死んでしまうと一様に黒ずみます。
鮮やかな朱色を見たかったら、「またアスタコイ(明日来い)」です。

……この原稿、各方面から非難集中です。
「品がなさすぎる」「ダジャレを言いたいだけの原稿」「つまらない」……。
校閲さんからは、わざわざ電話で注意を受けました。

今読み返してみると、冷や汗が出てきますが、
当時「会心のダジャレだ! もう虫ライターになるしかない!!」
なんて思っていた自分がいました。
……恥ずかしくて死にたいです。

とにかくものすごい不評だったので、
『すごい虫131』には掲載されませんでしたが、
ダジャレ部分だけは、結構レベルが高いと思います。
大昆虫博に行かれた方は、帰り際に
「また、アスタコイ」ってまわりの人にささやいてください。
何回でも、大昆虫博に来てほしいから。

●今日のすごい虫
『すごい虫131』の熱烈なファンの方から、
切り絵の写真が届きました!
すばらしい!!

●次回予告
・えっ!? あのイケメンが、ついに虫について語った!!
・今日のすごい虫
・連載10回記念! ミヤザキ虫なぞかけ

 

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