おひさしぶりです。
相澤です。
「なぜお前なんだ!? みやっちを出せ!!」
なんてミヤザキファンの声が聞こえてきそうですが、
許してください。
僕も大昆虫博、ほんの少しだけ関わっているんです。
じつは僕、公式ガイドブック『すごい虫131』の原稿を
いくつか書かせてもらったんです。
その中のひとつで、
「アスタコイデスクワガタ」という虫について書いた原稿が
以下のとおりです。
「アスタコイデスクワガタ」
甲虫界ナンバー1のイケメンは、やせ型でスタイル抜群!
日本のノコギリクワガタによく似ていますが、
サイズはこちらがはるかに大きくて、100mm近いものもいるほど。
個体によって色の濃さが違い、
赤茶色から鮮やかな朱色までさまざまいますが、
死んでしまうと一様に黒ずみます。
鮮やかな朱色を見たかったら、「またアスタコイ(明日来い)」です。
……この原稿、各方面から非難集中です。
「品がなさすぎる」「ダジャレを言いたいだけの原稿」「つまらない」……。
校閲さんからは、わざわざ電話で注意を受けました。
今読み返してみると、冷や汗が出てきますが、
当時「会心のダジャレだ! もう虫ライターになるしかない!!」
なんて思っていた自分がいました。
……恥ずかしくて死にたいです。
とにかくものすごい不評だったので、
『すごい虫131』には掲載されませんでしたが、
ダジャレ部分だけは、結構レベルが高いと思います。
大昆虫博に行かれた方は、帰り際に
「また、アスタコイ」ってまわりの人にささやいてください。
何回でも、大昆虫博に来てほしいから。
●今日のすごい虫
『すごい虫131』の熱烈なファンの方から、
切り絵の写真が届きました!
すばらしい!!
●次回予告
・えっ!? あのイケメンが、ついに虫について語った!!
・今日のすごい虫
・連載10回記念! ミヤザキ虫なぞかけ
おれ、嫌いじゃないze