赤瀬川原平さん〈並外れた面白がり方〉?毎日新聞ニュースより?
作家の赤瀬川原平さんが、
26日敗血症のために亡くなりました。77歳でした。
赤瀬川さんには、デコで編集をしている医療健康マガジン『からころ』で、
創刊号からずっと、連載していただいていました。
編集部にFAXで届く手書き原稿が、
なんとも味わいのある字で、楽しみでした。
本日配信された、毎日新聞ニュースで、『からころ』のことがふれられていました。以下一部を転載させていただきます。
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略
療養中、医療情報誌「からころ」に書いたコラムは、持ち味の諧謔(かいぎゃく)が光っている。
<病気はチャンスだと思う(略)一定期間、病気の世界を通り抜けていく。いわば病気観光、病気旅行だ><病気をくぐり抜けた人の話は面白い。(略)病気でなくて貧乏もそうだ。貧乏を知らない人の話はいまひとつ味わいがない>(「健康半分」)とつづり、例として内田百ケン、熊谷守一を挙げていた。
文章には赤瀬川さんらしさの「核」があるが、「原平をやめたい」と吐露したのは、自分が厳しく敷いた面白さのレベルを「維持できないと悟ったからではないか」と尚子さんは言う。表現への深い情熱、真摯(しんし)さの表れだった。【藤原章生】
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『からころ』の連載は、2011年までのエッセイを、『健康半分』に収録しています。
『健康半分』の著者インタビュー取材のときに、カメラマンさんのライカに興味深々の赤瀬川さん。
を、撮影した一枚。
ご冥福をお祈りするとともに、
赤瀬川さんのいちファンとして、これからもずっと赤瀬川さんの作品を愛読したいと思います。
さいとう
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