『健康半分』7月15日発売!
齋藤です。
デコの新刊『健康半分』赤瀬川原平著
が、いよいよ今週の金曜日7月15日に発売です!
健康は、半分くらいでちょうどいい。
病気になってはじめて見えてくるものがたくさんある。
本書は、著者赤瀬川さんが、
自分の体につぎつぎに訪れる病気をきっかけに知った自分の体のこと
“人生時間”の過ごし方、味わい方
病気さん(赤瀬川さんは病気を一人の人間と考えています)との付き合い方などを綴った23本のエッセイです。
目次
病気旅行に出かける
病気さんとのお付き合い
病気は体ののぞき穴
植木鉢のネジ巻時計
一瞬の病気自慢
時が解決する
犬が怖いという気持
満塁のマウンドに立つ
ヒマだから見えること
電話に出ると咳込む
病気陣営の会議
自分に見栄を張らない
呑む味と見る味
膝枕健康法
歩きながら鳥に近づく
宇宙旅行と高齢者
足のむくみを撃退する
ピンチをチャンスに
目の充電
折れない力
我慢のしすぎもよくない
ギアチェンジ
ワケあり
(! 一部ご紹介のつもりが全部書いてしまった!)
1本1本に、赤瀬川さんの書き下ろしのイラストが入っています。
予定外にやってきた病気に対して、ついつい
「早くどっかいっちゃえ?い!」「やだな…こまったな…」
とマイナスな気持ちばかりで、接してしまいがちですが、
赤瀬川さんいわく、病気さんと
「顔を合わせたら、少なくとも挨拶ぐらいはしておく。
嫌だからといって無視すると、相手は逆上することがある。
そうなると急激に関係が深まってしまい、分かれるのに苦労する。
病気にだって生活があるんだからと考えて、
あるていどはお付き合いをして、潮どきを見てうまく離れていくのがいいのだけど、それは相手によってもいろいろだ」
――つづき省略。
とのこと。
もし、自分の体に訪れた病気で気持ちが落ち込んでしまっていたり、ご家族、お知り合いにも、そんな方がいらしたら、
本書を読んでいただきたいなと思います。
読むと、健康にならなければ!と力みすぎた肩の力がいい感じにぬけます。
「病気めぃ!」が、「病気さん」になって、お互いやさしくなれると思います。
オレンジと黄色のビタミンカラーがカバーの本書は
手元にあるだけでもなんだかほっとして、
あったかい気持ちになります!!!!
本が完成して、赤瀬川さんお届けしたさいに撮影。
写真右は装丁の池田進吾さん。
赤瀬川さんはこの日「のらくろ」のTシャツをご着用。
7月15日全国書店にて発売!
7月18日(予定)にはデコショップがOPENして、
デコのホームページからも購入できるようになります(送料無料)
よろしくお願いします!
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